フランス

【2020年版】リヨンのTCL地下鉄メトロ・トラム・バスの乗り方・買い方・料金・路線まとめ【フランス】

リヨンのケーブルカー
かもさん

今度、リヨンに行くんだけどメトロとかの料金ってどうなんだろう…?

今回は、こんな疑問に答えるため、フランス第二の都市リヨンの地下鉄メトロ、トラム、バスのまとめです。

リヨンはフランス第二の街であるだけでなく、美食の街としても知られています。また旧市街も雰囲気が違うのでいろいろ巡って楽しみたいところです。

さすが第2の都市だけあり、リヨンはトラム、バスはもちろん主要な場所を結ぶように地下鉄まで走っている大きな都市です。

今回はそんなリヨンの街を支える交通機関(以下、TCL)の買い方、乗り方、料金、路線のまとめです。

TCLの基本情報

まず、公式HPと公式アプリの紹介です。

公式アプリでは素早く路線の検索ができるので、リヨンを訪れる際はダウンロードして損はないです。

公式ページ

各路線の詳細や最新のチケット料金などを確認できます。

またもちろんルート検索もできますが、これは以下のアプリの方が便利に検索できます。

スマホアプリ

スマホアプリがあるので、リヨン市内やリヨン周辺にいる際はGPSで現在地を確認できながらルート検索ができたりします。

TCL

TCL
開発元:TCL SYTRAL
無料
posted withアプリーチ

時刻表の他、メトロ、トラム、バス(C)は簡単に路線も検索できるのでリヨン滞在時には必ず入れておきたいアプリ。

インフォメーション

TCLは5つのインフォメーションを持っています。

インフォメーションでは路線のアドバイスの他、チケットや定期券の購入ができるので何かあったは気軽に利用できる場所です。

リヨンの玄関口となる駅、パールデュー(Part-Dieu)のインフォメーションは利用者が特に多いので他のインフォメーションがお勧めです。

チケットの買い方・運賃

リヨンのトラム

リヨンの交通公共機関はすべてTCLが運営しているので、メトロ・トラム・バス、またフルヴィエールに行くためのケーブルカーはすべて同じチケットで乗ることができます。

チケットの買い方

メトロやトラムの場合は自動券売機でチケットを購入することができます。

自動券売機

自動販売機の画面の下にあるバーを回転させることでチケットを選択、右側の緑色で選択、左側の赤色でキャンセルです。

また支払いはコイン、もしくはクレジットカードです。お札は使えないのでクレジットカードでの購入がオススメです。

もしお札で買いたい!という場合はTCLのインフォメーションセンターで購入するという方法があります。

しかし特に中心駅のパールデュー(Part-Dieu)のTCLのインフォメーションは定期購入者で溢れかえっていることもあるため、1時間ほど並ぶ必要があります。

TCL インフォメーションの場所

パールデューの他、リヨンには全部で5つのインフォメーションが設置されているので、どうしてもという際はパールデュー以外のインフォメーションの利用がオススメです!

チケットの買い方 – バスの乗車時

バス停には自動販売機は設置されていないので、チケットを持っていない場合はバスの運転手さんからチケットを購入する必要があります。

バスは基本的に前の扉から乗車するため、運転手に持っていない旨を伝えると購入することができます。

運賃は自動販売機よりも少し高くなる2.20ユーロ。コインでの支払いが望ましいです。

運賃

リヨンのメトロ

毎年運賃は見直され変更されることもあるので必ず最新の運賃はこちらの公式ページより確認してください!

1回券

1.90ユーロ:打刻後60分以内であれば乗り換えも可能。

※バスで購入した場合は2.20ユーロ

時間制乗り放題チケット

  • 2時間:3.20ユーロ
  • 24時間:6.20ユーロ
  • 48時間:12ユーロ
  • 72時間:16ユーロ
  • ナイトチケット:3.20ユーロ

※ソワレチケット:午後7時~最終までの乗り放題チケット

リヨンシティカード

リヨンシティカード:22.90ユーロ~

リヨンの美術館や博物館をよく巡る際はとても使えるカードです。料金は大人、学生、子供や日数で異なります。

インフォメーションで購入できる他、フランスのオプショナルツアー予約を扱うVELTRAでも購入ができます。

メトロ・トラム・バスのシステム

リヨンの交通公共機関はすべてTCLが運営しているので、メトロ・トラム・バス、またフルヴィエールに行くためのケーブルカーはすべて同じチケットで乗ることができます。

メトロ・ケーブルカーの乗り方

リヨンの改札
TCLの改札例

メトロやケーブルカーの入口には簡単な改札があるのでそこにチケットを通すだけ!

リヨンのケーブルカー
リヨンのケーブルカー

しかし改札は突破しようと思えば突破できる作り。そのためメトロであっても時々職員がチケットのチェックをしています。

チケットは改札に入ってから出るまでは必ず持っておくようにしてください!

罰金は60ユーロです。

トラムと一部バスの乗り方

リヨンのトロリーバス
リヨンのトロリーバス

トラムと一部バスは信用乗車になっています。

入口付近に機械が設置されているのでチケットを挿入して打刻を必ずするようにしてください。

Q.乗り放題チケットは毎回打刻すべき?

A.必ず打刻すべき!

リヨンの住民で定期を持っている方でも打刻を忘れると罰金(60ユーロ)を取られます。乗客に成りすました職員にやられている方を結構見ることができます。

信用乗車なので無賃乗車は簡単にできますが、無賃乗車をしても罰金60ユーロを取られるだけです。必ずチケットを買った上で毎回打刻するようにしてください!

バスの乗り方

リヨンのバス
リヨンのバス

乗る際は運転手側の前の扉から乗って打刻してください。乗車の際にチケットを持っていない場合は運転手から購入ができます。

降りる際はベルを押し、後ろの扉から下車します。

TCLの路線図

こちらから地下鉄メトロ・トラム・バスの一部の路線が確認できます。

すべてのバスの路線を入れた路線図はこちらです。リヨンの周辺都市も表示しているので市内移動の際は上の路線図のみで大丈夫です。

またリヨン市内のみの路線図はSNCFのアプリで表示が可能です。

最後に

リヨンは、このTCLを使いこなすことによってかなり快適に移動できるようになります。

またトラムとメトロで主要部分はほとんど行けるのでぜひ利用して、快適なリヨン観光を楽しんできてください!

…くれぐれも打刻を忘れての罰金(60ユーロ)だけには気を付けてください!

フランスで鉄道をよく利用するならユーレイルパス

フランスはヘキサゴン(六角形)の国と呼ばれることもあり、細長い日本に比べ、鉄道での移動が便利な国です。

都市間が離れているフランスを素早く結んでくれるのがフランス国鉄の運営するTGV。フランスを満喫するならこのTGVの利用は必須です。

そこで、このTGVをよく利用する方におすすめなのが、外国人しか購入できない乗り放題チケット「ユーレイルパス」!

このユーレイルパスを利用することで、日本でいう新幹線に相当するTGVや、ローカル線のTERが乗り放題に!

実は、パリから地方都市への日帰りを考えている場合や、1日何回もTGVに乗る場合は、ユーレイルパスを利用する方が安くなることが多いです。またユース(27歳以下)やシニア(60歳以上)はもっと安く購入することもできてしまいます。

車、ホテル、美術館の割引などの特典もついてくるので、さらにお得に旅行することが可能です。

パリだけではないフランス。パリ以外の街に行こうと考えている方は、ぜひユーレイルパスの利用でお得に旅行してみてください!

 

kitokito
京都在住のkitokitoです。フランスのリヨン、ストラスブール、またドイツのフライブルクの在住歴あり。地理ネタや旅、写真が大好きで、ヨーロッパや京都でよく写真を取りに出かけています。 かもは食べてしまいたいほど愛しているので、当ブログには頻繁に出演してもらっています。笑
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