こんにちはKitokito(@kitokitoworld)です。
AGにとってお祭りのようなイベント、アノマリーのダルサナプライムのDay1が2019年2月23日に開催されました。
このダルサナ・プライムDay1は日本での開催はありませんでしたが、日本がENLによって巨大なCF(BAF)によって沈んだり、通常であればRESが勝利するヨーロッパでENLが初の勝利を納めたり、アメリカではその逆が生じたりと、かなり盛り上がりました!
今回はこのダルサナ・プライムのDay1の結果のまとめと考察です。
Contents
ダルサナ・プライムDay1の結果
ENL 5 – RES 6
ニュージーランド – オークランド | Resistance |
フィリピン – ケソン | Enlightened |
インド – プネー | Resistance |
ポルトガル – リスボン | Resistance |
ギリシャ – アテネ | Enlightened |
イタリア – ジェノヴァ | Enlightened |
パラグアイ – アスンシオン | Enlightened |
アメリカ合衆国 – ニューオーリンズ | Enlightened |
アメリカ合衆国 – アルバカーキー | Resistance |
グローバルポータルキャプチャー | Resistance |
- 各開催都市:1勝利ポイント
- グローバルポータルキャプチャー:2勝利ポイント
ダルサナ・プライムの点数配分
ダルサナ・プライムDay1は世界の9都市で開催されました。各都市の勝利陣営に1勝利ポイントが与えられます。この各日程で勝利ポイントの多い陣営が、Ingressストーリーに登場するダルサナレンズを獲得できます。
このダルサナレンズというものの獲得を目指し、各開催都市では以下のゲームが同時進行で展開されました。
- キャプチャーバトル
- 指数関数的ロンゲストパス
- アーティファクトコレクション
- オーバーレイ:自陣営を力づけよ
各ゲームの配点は以下です。
キャプチャーバトル | 100点 | 獲得点数で配分 |
指数関数的ロンゲストパス | 100点 | 獲得点数で配分 |
アーティファクトコレクション | 100点 | 獲得点数で配分 |
オーバーレイ | 75点 | 総取り |
合計375点を争い、過半数をとった陣営の勝利でした。もし同点の場合はオーバーレイの結果で勝敗が決定します。
グローバルポータルキャプチャー
今回はグローバルポータルキャプチャーという、開催都市以外でもアノマリーに関われるイベントが用意されていました。アジアのアノマリー開催時間からアメリカのアノマリー終了時間までにキャプチャーされたポータルの数を競うのがこのイベントです。
ルール概要
期間:2019年2月23日(土) 10:00 – 24日(日) 06:00(日本時間)
- 全世界で両陣営がキャプチャーしたユニークポータル数を計測
- 各陣営の誰かが最初にキャプチャーした時にカウントされる(=ユニークポータル)
- 各陣営の誰かがすでにキャプチャーしたポータルを再度キャプチャーしてもカウントはされない
- この陣営の誰かががキャプチャーしたユニークポータルの合計が多い陣営にDay1では2勝利ポイントが与えられる
- イベント期間内はAPが1.5倍
この2勝利ポイントは2都市分の価値があるので、少しでもユニークキャプチャーを増やして勝利に貢献したいところ。
詳細結果と考察
公式のスコアボードはこちらです。
グローバルポータルキャプチャー
ENL 422,298 – RES 543,702
さすがRESという結果になりました。8万ほどの差が…。
グローバルのイベントではこのところRESが連続して勝利を納めている状況です。
前回のアノマリーシリーズではMU数が競われましたが、このグローバルなイベントで大きくENLを引き離していました。開催都市だけで見ると負ける可能性があったとしても、こういったグローバルで全体の力を見せてくるRESはさすがです。
ニュージーランド – オークランド
ENL 174.45 – RES 200.55
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 0 | 100 |
キャプチャーバトル | 51.56 | 48.44 |
指数関数的ロンゲストパス | 47.89 | 52.11 |
ユニークポータルハック | 75 | 0 |
従来のポータルを奪い合い、リンクを引くルールであれば勝利していたENLはなぜかアーティファクトコレクションが0で結果的に負けてしまうことに…!
アーティファクトコレクションは特定のポータルから出現する特別なメディア群を揃えると点数が入るというものです。
この特定のポータルはオーナメントでわかるものの、ランダムに発生し、そこから出てくるメディアもどのメディア群のものかわからないので揃えるのはなかなか難しいようですね。
またユニークハックはENLが100、RESが47と倍の差がありますが、それでもメディアは揃っていない様子。メディアはあってもやりとりがうまくいっていない可能性もありますね。あるいはメディアをドロップするときにスチールされたとか?
ポータルの占有率で勝っていても総合で勝てるとは限らないのが今回のダルサナプライムです。
フィリピン – ケソン
ENL 269.85 – RES 105.15
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 100 | 0 |
キャプチャーバトル | 75.77 | 24.23 |
指数関数的ロンゲストパス | 94.08 | 5.92 |
ユニークポータルハック | 0 | 75 |
こちらはENLがアーティファクトコレクションをしっかりと抑えているのでENLが勝利しています。
逆にRESがしっかりとアーティファクトコレクションの対策をしていると、この状況でも勝てる可能性はありました。かなりリスキーですが、ユニークポータルハックを必ず取り、アーティファクトコレクションを抑えないと勝つことは厳しそうですね。
インド – プネー
ENL 1.55 – RES 373.45
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 0 | 100 |
キャプチャーバトル | 1.55 | 98.45 |
指数関数的ロンゲストパス | 0 | 100 |
ユニークポータルハック | 0 | 75 |
こちらはENLインドがボイコットしたと言われています。
ユニークポータルハックのENLが0.5なのでボイコットとみて良いこのインドのプネー。ボイコットがなかった場合、グローバルでの勝敗は変化していた可能性もあるので、大きい影響を与えました。
ポルトガル – リスボン
ENL 172.19 – RES 202.81
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 22.57 | 77.43 |
キャプチャーバトル | 35.82 | 64.18 |
指数関数的ロンゲストパス | 38.79 | 61.21 |
ユニークポータルハック | 75 | 0 |
さて、アジアから次はヨーロッパです。
このヨーロッパはRESが強い地域であり、その結果がこちら。
しかしポータルの支配率では大きく勝っているRESですが、点差は意外と開いていないのがわかります。
ユニークポータルハックでその点差を埋めることができているため、アーティファクトコレクションを多く揃えることによって、RESの強い地域でもENLが勝利する可能性が出てきました。(逆はオークランドやアルバカーキーが良い例)
ギリシャ – アテネ
ENL 240.28 – RES 134.72
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 63.38 | 36.62 |
キャプチャーバトル | 48.38 | 51.62 |
指数関数的ロンゲストパス | 53.52 | 46.48 |
ユニークポータルハック | 75 | 0 |
あっれ、ヨーロッパでENLが勝利…!?(1回目)
ポータルの支配率などでは拮抗していたENLとRESですが、こちらもアーティファクトコレクションとユニークポータルハックによって勝敗が決定しました。
ユニークポータルハックはENL49、RES30なので意図的にENLがユニークポータルハックを増やしていた可能性もあります。そうしないと勝てないですね!
イタリア – ジェノヴァ
ENL 203.58 – RES 171.42
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 92.28 | 7.72 |
キャプチャーバトル | 32.82 | 67.18 |
指数関数的ロンゲストパス | 3.48 | 96.52 |
ユニークポータルハック | 75 | 0 |
あっれ、ヨーロッパでENLが勝利…!?(2回目)
こちらは指数関数的ロンゲストパスで絶望的なスコアを叩き出しているのにも関わらず、アーティファクトコレクションで希望を見出したパターンです。
ポータル支配率の差も、ユニークポータルハックでその点差を埋めるところが盛ってしまっているので、やはりアーティファクトコレクションとユニークポータルハックが大切。
現地では負けたと思っていたとしても、なぜか勝利した!あるいは勝った!と思っていたとしてもなぜか負けた!という状況が発生してそうですね。
パラグアイ – アスンシオン
ENL 251.3 – RES 123.7
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 10.05 | 89.95 |
キャプチャーバトル | 76.92 | 23.08 |
指数関数的ロンゲストパス | 89.33 | 10.67 |
ユニークポータルハック | 75 | 0 |
こちらはENLが勝利を抑えることができましたが、RESはユニークポータルハックを取ることができなくて負けています。ユニークポータルハックさえ取ればRESが勝てていました。
ユニークポータルハックはENL 53、RES 45とどちらも意図的に増やしていることが予想できます。
これまでの傾向では、ポータル支配が優勢であってもユニークポータルハックとアーティファクトコレクションさえ取ることができたら劣勢でも勝利することが可能であるとわかりました。
しかしこのアスンシオンではENLが見事ユニークポータルハックを抑えることによって阻止。
つまりダルサナプライムDay2では優勢の陣営が意図的にユニークポータルハックを増やし、アスンシオンのパターンを実現する可能性があります。劣勢ならではの戦いはより厳しくなるかも?
アメリカ合衆国 – ニューオーリンズ
ENL 230.81 – RES 144.19
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 61.91 | 38.09 |
キャプチャーバトル | 71.24 | 28.76 |
指数関数的ロンゲストパス | 97.66 | 2.34 |
ユニークポータルハック | 0 | 75 |
こちらはENLが圧倒的すぎたニューオーリンズです。
アーティファクトコレクションはどちらかの陣営が全くうまくいかず、ということがありましたが、ニューオーリンズではどちらの陣営もDay1で上位のスコアを記録しています。
このニューオーリンズでもRESの戦略はアーティファクトコレクションとユニークポータルハックで勝利するというものであったかもしれません。これは優勢の陣営が対策をしてきた場合勝ち目が全くなくなってしまうためリスクがあります。
ユニークポータルハックもなかなかな争いでENL 64、RES 79です。どちらの陣営もよく動いているようですね。これはよくRESが取れました!
アメリカ合衆国 – アルバカーキー
ENL 116.74 – RES 258.26
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 12.84 | 87.16 |
キャプチャーバトル | 50 | 50 |
指数関数的ロンゲストパス | 53.9 | 46.1 |
ユニークポータルハック | 0 | 75 |
こちらはRESの戦略がうまくいったパターン。
アメリカではENLが強いものの、ポータルバトル、ロンゲストパスでも拮抗しています。その上でアーティファクトコレクションとユニークポータルハックを抑えたのでRESの勝利!
こちらもユニークポータルハック数がなかなかでして、ENL 61、RES 79です。可能な限りユニークポータルハック数を稼がないと厳しそう!
ちょっとした全体的な考察
グローバルポータルキャプチャー
グローバルポータルキャプチャーの2点は大きく、1点となるDay2でも重要度は変わりなさそうですね。こちらは陣営で連帯するしか対処できないですね。
8万もの差をENLはどうやってひっくり返すか。単純にAGの数の差ではないように思います。
アノマリー
従来の特定の陣営が強い地域でも劣勢側が勝てることが証明されたダルサナ・プライムDay1でした。
例えばヨーロッパで劣勢なENL側に理想的なスコアはこんな感じです。
ENL 190 – RES 185
ENL | RES | |
アーティファクトコレクション | 65.00 | 35.00 |
キャプチャーバトル | 35.00 | 65.00 |
指数関数的ロンゲストパス | 15.00 | 85.00 |
ユニークポータルハック | 75 | 0 |
Day2ではアーティファクトコレクションの対策をしてくる都市が増えそうです。こちらは大部分が陣営内で完結するため、対策しているかしていないかで得点が変化してきます。
対策した上で相手陣営を大きく上回ることができた場合は、キャプチャーバトルと指数関数的ロンゲストパスで大きく負けていたとしても逆転して勝つことができます。
逆にキャプチャーバトルと指数関数的ロンゲストパスで大きく勝っている場合はユニークポータルハックを稼ぐようにしなければ負けてしまう可能性が高まります。
アーティファクトコレクションのオーナメントポータルはランダムで出現するので必ずしも目的もメディアが揃うとは限りませんが、とりあえずメディアをゲットして流通すれば良い話。
とりあえずアーティファクトコレクションとユニークポータルハックも大切ということです!
アーティファクトコレクションのメディアを集めることによってユニークポータルハック数も自然と増えることも考えると、どうやって優勢側の陣営は対策をしてくるのでしょうか。楽しみですね〜!
通常のアノマリーであれば
- 日本:ENL優勢
- 欧州:RES優勢
- 米国:ENL優勢
これがダルサナ・プライムDay2でひっくり返るかが見所!
最後に
ダルサナ・プライムDay1ではヨーロッパのENL勝利に加え、アルバカーキーのRES勝利に驚く声がよく聞こえてきました!これまでの傾向を断ち切る面白い展開です。
ダルサナ・プライムDay2でもこのような展開がひょっとしたら…?日本のRESも十分に勝ち目があります!
次のダルサナ・プライムDay2では東京でも開催されます!
それでは東京でお会いしましょう!
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