こんにちは、Kitokitoです。
今回はマスタードで有名なディジョン/Dijonから南に35kmほどに位置し、ブルゴーニュワインの首都とされる人口2万人ほどの街、ボーヌ/Beauneを訪れました。リヨン/Lyonからはディジョン行きのTERで1時間50分ほどで行くことができます。
リヨンのパールデュー駅です。
朝7時に電車に乗りましたが雨ということもありこの暗さ。
ボーヌ/Beauneの概要
フランス東部に位置するボーヌはブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏のコート=ドール県に属します。
コート=ドールは日本語にすると黄金の斜面と地名の入っていない珍しい県で、ブルゴーニュ=フランシュ=コンテはただアルファベット順に並べられた地域圏です。名称は今後変更される可能性もあります。
人口2万人ほどの小さな街ですが、ここの特徴といえば1443年に創設されたオスピスと、毎年このオスピスで開かれるワインのオークションです。
毎年11月に行われるこのオークションは国際的にも注目を浴び、その年のワインを占うものとされることもあります。
そのオークションの行われるお祭りは「栄光の三日間」。本当に栄光です。
ボーヌを観光・街歩き
ボーヌ駅です。こじんまりした駅で駅は改装中でした。そのため座るスペースはかなり狭かったです。おそらくもう完成しているはず!
ボーヌの街自体は城壁によって囲まれています。SNCFの駅は城壁の外にあり、城壁の中にある街までは徒歩5分ー10分で行くことができます。
ボーヌを北側から紹介です!
こちらがボーヌの市役所。シンメトリーな構造が特徴できれいに整備されています。
城壁の北部は小さな凱旋門があります。この先も石でできたの街が続いています。生活する際に便利なお店が多かったです!
ボーヌのノートルダム教会。結構奥行きがあり非常に落ち着いた雰囲気の教会です。
奥に見えるステンドグラスもきれい。
現代の映画につながる技術の原型といえるものを発明した、ボーヌ生まれのエティエンヌ=ジュール・マレーの像もしっかりありました。立派な像!
城壁の西側にはこのようなアートも。その隣には日本食レストランがありました。唐揚げの文字を見つけてしまった私はその日の夕食に唐揚げを作りました。
この真っ黒な屋根が特徴的な建物。ボーヌの街の屋根は基本的に黒く、後ほど紹介するオスピスとは違った印象を持ちます。
これがオスピス/オテルデューです。オテルデューは日本語にすると神の館。デューが神を意味します。
オテルデューの入口は意外とこじんまりしています。この写真の下が入口なのでこの文字を目印に入ってみてください!
Hôtel-Dieu Museumを見学
ボーヌへ来たら必ずといっていいほど行く、オススメのミュージアムです。
ボーヌの紹介の際に必ず使用されるといってもよいこの建物は現在は博物館です。なので博物館に入るとゆっくり鑑賞することができます。
ミュージアムの公式サイトはこちら。
大人料金は7.5ユーロ。学生は5.5ユーロ。
学生の場合は日本の学生証でもOK。受付の人によると思うので確実に割引してほしい方は国際学生証を日本でつくる必要があります。各大学で聞いてみてください。ちなみに友人によると所属大学でなくても作れるそうです。
この音声ガイドは無料で借りることができます。日本語もあるので是非。
この音声ガイドを使い、全部聞いたとしても所要時間は長くて2時間程度です。
2時間ずっと音声ガイドで見学することができます。とっても音声ガイドが長いのですが、とても丁寧な解説と若干の寸劇を楽しむことができます。
音声ガイドの解説の日本語はとても流暢なのですが、話の後半を聞きたいときに流れるガイドがかなりカタコトな日本語を話します。しかもこのガイドが1パターンではなく数パターンもあります。
真剣にガイド聞いているときに突然カタコトな日本語が流れるので何回か笑いました。
音声ガイドのお気に入りはこの箱です。4面いずれも模様が違うのですがすべて解説していました。音声ガイドがあって初めてわかることが多いです。
パンフレットに従って音声ガイドを聞くと大体の展示品についての解説を聞くことができます。
博物館は使用されていた当時を綺麗に再現してあるので是非足を運んでみてください。この写真の中では音声ガイドを聞けるポイントは5つ以上あります!
返却は簡単でこのように置くだけでOK。
基本的にこの音声ガイドを使用することでほとんどの歴史を知ることができます。音声ガイドの質・量ともに優れているので、時間に余裕がある場合はぜひ。
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