リヨン、フランスのKitokitoです。
この前ちょうどクリスマスの時期にリヨンからストラスブールへ旅行する機会があったのですが、クリスマスの時期のストラスブールのホテルはほんとに高い。
学生には高すぎるのでいったんドイツへ避難してから翌朝バスで1時間かけストラスブールに行ってきました。
そこで今回改めて感じたフランスとドイツの違いを書いていきます。
Contents
レストランに関すること
レストランでの料理
これは以下共通のことですがいくら隣国であったとしても文化はまったく違うものとなってます。
食でいえばドイツはワンプレート。
そうこんな感じでドーンっと。しかも結構多い。
対しフランスはこんな感じ
そうそうこんn…
あぁこれもね。
嗚呼デザート忘れてた。
とんとん、とんとやってきます。
もちろんドイツはジャガイモ多め、ソーセージ多めです。
多すぎて途中で飽きてくるので味を変えたくなります。
フランス料理の方は飽きません。しかしゆっくり出てくる、かつ大量に出てくるコースなので、ドイツ料理同様おなか一杯になります。
レストランでの飲み物
フランスは水は日本みたいにタダです。
しかしドイツは有料。
さらにはビールとほとんど値段変わらない。
それならビール飲むわ。はい、ドイツ人の出来上がり。
ほとんど値段変わらないのならビール飲むでしょうね…。
レストランでの支払い
テーブルごとでの支払いが多いのは共通ですが、ドイツの方がよりテーブルで払います。もちろんレストランによります。
またフランスの場合は大体がクレジットカードで済ませるのに対してドイツは現金で払うことがほどんどです。
チップを払う際は現金の方が払いやすいのは確かで、ドイツではサービス良かった時にチップを払うことがあります。例えばおつりはいらない、など。
レストランの物価
ディナーの場合、ワンプレートで済むドイツは10~15ユーロほど。学生向けの安いレストランであると8ユーロから食べれたり。
対しフランスの場合は大体がコースで25ユーロ~。25ユーロ以上が基本です。
ランチで単品のみである場合は安く抑えれることができます。
チップはドイツもフランスも払いたいときに払うっていう感じです。
レストランのトイレ(ファーストフード店のみ)
例えばよくお世話になるマクドナルド。
フランスではレシートにトイレに入るための番号が書いてあることが多く基本はタダです。
対しドイツはそんなことなくてトイレにおばちゃんがおっちゃんが座っているのでその方に1ユーロ程度払う必要があります。
おっちゃんかおばちゃんがどこか行ってる間はタダです。
現金持たない私にはつらい話です。
都市構造
フランスとドイツでは根本的に違う部分があります。
フランスはパリ一極集中型であるのに対しドイツは分散型です。
フランスの人口ランキング(1~5まで)
- パリ:約2 100 000人
- マルセイユ:約790 000人
- リヨン:約470 000人
- トゥールーズ:約430 000人
- ニース:約330 000人
あれ…。あれ、おかしいぞ…。
こんなはずでは。
実はフランスの行政単位はかなり細かく、市は意外と小さいです。日本の市はとてつもなくでかいので日本の感覚で見ると市は小さい方です。
パリの一極集中は都市圏で見るとわかります。
(参考)フランスの都市圏ランキング(1~5まで)
- パリ:約11 000 000人
- リヨン:約1 700 000 人
- マルセイユ:約1 500 000 人
- リール:約 1 200 000人
- トゥールーズ:約1 000 000人
都市圏として数える場合はこうなります。都市圏を含めるか含めないかでリヨンとマルセイユの位置は前後します。
リヨンはでかいんだぞ!
ドイツの人口ランキング(1~5まで)
- ベルリン:約3 400 000
- ハンブルク:約1 700 000
- ミュンヘン:約1 200 000
- ケルン:約960 000
- フランクフルト:約650 000
ドイツもケルン周辺などはかなり都市が集まっているのでそれを考慮すると密集度が違うはず。
ベルリンは都市の人口では首位に立ちますが、周りの州と合わせても600万人程度とケルン周辺とは全然違います。
(参考)日本の都市ランキング(1~5まで)
- 東京:約8 000 000人
- 横浜市:約3 500 000人
- 大阪市:約2 600 000人
- 名古屋市:約2 200 000人
- 札幌市:約1 800 000人
なにこれ多すぎ。怖い。
日本のように住む場所が決まってて都市間が連結しているような状況(例えば京阪神、首都圏)ではなく、一応どちらも各都市が独立して存在しています。
が、やはり分散しているドイツの方がいわゆる地方都市の活気は大きいような気がします。
またドイツには大学都市という都市が多いです。日本やフランスでは街の中心部に大学があるのではなく少し外れたところにあることがあるのですが、ドイツは違います。
大学が街です。(言い過ぎ)
例えば私が一時期いたドイツ南西の街、フライブルクでは街の中心に大学があります。また小さい教室などは街に散らばっています。
これ、フライブルク大学の図書館。ブラックダイヤモンド
基本的に大学がほぼ街の中心部に位置し、教育機関としての存在感が強いのがドイツです。
またフランス、ドイツともにトラムは普及。逆に日本で普及しないのが不思議。
国民気質など
もちろん個人差があるので全員が全員そうだとは言い切れませんが、少なくとも私が見た限りだとやはり一般的に言われるようにドイツはまじめかなと。
対しフランス人は少し適当。時間にはルーズです。なので約束の時間に遅れるとフランス人化したなと言われます。大体10分は遅れます。ごめんなさい。
例えば信号。フランスでは赤信号というものは赤信号で車が来ていればとまれよサインであり、車が来てなかったらバンバン渡ります。
対しドイツ人はまじめです。待ちます。
またフランス人に対する偏見でフランスパンを持つ歩く、なんてあるかもしれませんがスーパーの周りでは当然います。私の持ちます。
対しドイツではフランスパンではなく瓶ビールを持ち歩きます。ほんと。
瓶ビールをもって飲みながら友人と会いその場で乾杯っていう光景は結構見れます。
またドイツの公園の芝生には王冠結構落ちてます。
ドイツにある車は綺麗な気がします。
フランスは農業が盛んということもあってか車に土ついてたり汚れてたりするのがふつうです。
またフランス人は運転が下手です。
まだまだあると思いますが個人的に感じた違いを書いてみました。
ドイツとフランスを1回の旅行で行くことは可能ですので是非両者の文化の違いを感じていただけたらなと思います!
もちろん言語は別の世界ですよ!笑
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