Ingress 一般

【Ingress】ジョンハンケ 世界をめぐる冒険を読んで

ジョンハンケの自伝本をマドリッドアノマリーの際に日本人AGの方に持ってきてもらったので手に入れることができました。そして帰りの空港で読みました。

はじめこの本が出されると聞いたのはEXO5アノマリーの大阪のニコニコ実況でした。

あえてこの本が日本語で出されると聞きこれは買うしかないと思ったのですが、はやりKindleでは出てませんでした。ショックでした。笑

しかしEXO5のマドリッドがあったため無事受け取ることができ、これを書けることになりました。

本書のキーワード

自伝本ですから完全にジョンハンケのこれまでの人生がジョンハンケの目線によって書かれています。ジョンハンケの個人的な歴史が多いですが外すことはできない内容でした。

私が注目したこの本のキーワードは7つ

 

「現実」、「新しい変化」、その「方向性」それを実現する「テクノロジー」、現実に大いに影響を与える「人間関係」、そして特に思い入れが強い「Ingress」、あと出版国の「日本」

 

これらはジョンハンケの思想の根源にあるものでこれなしでは今のNianticはあり得ないと思いました。

ジョンハンケは本書158頁でARとVRについて言及しています。

ARとVRいずれも現実世界が関係してくるのですがいとこのような存在であり、本質は違うと。

VRは言うならば現実世界そのものを置き換えてしまい、ARは現実世界に何かをプラスすることだそうです。

このIngressがARだと言われることもあります。しかしジョンハンケの指摘する通りARとは本来Googleグラスのような現実世界とコンピューターの画面を重ねるようなことを言います。

 

ジョンハンケがKeyhole時代より考えていた現実に基づいたゲーム、それが後のIngressの元になる考えですが、それをその時代から考えることができる柔軟な新しい変化を求める力、そしてその方向性の確かさを認識できます。

 

そしてそれを現実させるためにはテクノロジーが必須です。そのテクノロジーがあったからそれを利用するという目的ではなく求めていたものを実現させるための手段としてテクノロジーが使われたことによってIngressやPokemonGoが生まれたのだと思いました。

ジョンハンケが述べているように初期のスマートフォンのアプリはどこかそのテクノロジーを利用することに重点を置いているように見えた時期もありました。

 

おそらくスマホが主流ではなくなり、このデバイスが透明になったり、そもそも埋め込んだりドラマの世界のような時代になればこのKeyhole時代のあの考えがほかのコピーではないまったく新しい変化——今でこそIngressがありますから、それが進化したもの——を実現するための手段としてテクノロジーが使用されていきそうと感じました。

 

また人間関係はジョンハンケがイノベーターであり、経営者である点によって特に重視さているように感じました。

特に34頁の「目に見えない指導者」について記述がありますが、これはぜひ私と同じ世代、つまり20代やそれより若い方に読んでもらいたい内容。これは要約ではなく流れを見てほしいので是非手に取ってほしいところです。

 

この他者との関係性をジョンハンケは東洋思想まで取り入れながら考察しています。この東洋思想とは仏教であり、普段無宗教である方も日本においては死に関する者は大体が仏教と絡みます。また思想も少なからず影響しているでしょうから理解がしやすいはずです。…それでもジョンハンケの方が仏教を理解していると思いました。

 

その仏教思想が存在する日本は独自という意味において実に奇妙な文化を持っています。日本との関係はGoogle時代の3.11がありました。この被災地の状況を更新し続けるという体験は後の石巻でのイベントにもつながる重要な出来事でジョンハンケにおいても重要なものであったようです。

 

また日本でIngressが人気である点もはやり重要です。そしてこの本の出版言語が日本語という点も重要です。人口の比率でいうと日本はかなりAGが多くなります。多くなった分、いろんな人も集めてこの出版の話も生まれたのだと思います。

 

この7つが私が注目した点であり、特に何回か読み返しました。

個人的感想

ここから先は私が感じたこと、考えたことをざっくりと。

 

まず、私が2015年6月にこの世界へ飛び込んで来たことは間違いではなかったと確信しました。

元々小さいころから地図が大好きであった私なのでゲームのコンセプト自体ぴったりでした。

 

ジョンハンケが生まれた時代に比べ今はとてもテクノロジーが豊かです。しかも国際化が進み簡単に海外の情報も手に入る世の中です。インターネットもあり調べたいことはそれが正しいかどうかはおいておいてすぐに入ってしまいます。

ジョンハンケは制限があることはいいことと述べ、ハードに制限があったゲームなどを例に挙げています。確かにその通りです。過去のゲームは独創的なものばかりで今やっても面白いものは変わらず面白いでしょう。

今はその時より可能性も、選択肢も多い時代です。なのにどこか画一的な雰囲気は何なのでしょうか。昔のように狭く深くではなくただ広く浅くなっている気がします。表面的なことだけではなく、しっかりと方向性を見極めベクトルをしっかり保ちたいものです。

その見極めのためには広い見解は必須ですけどね。

 

この広い見解は人間関係や本が生み出してくれます。本も作者がいるので作者との人間関係ですか。切っても切れないのがこの人間関係で、残念ながら人の力を借りずに生きることはほぼ不可能です。そこでジョンハンケは尊敬しあって栄えていく以外に道はないと書いてありますが、これは尊重しあって栄えていく以外に道はないと書き換えたいです。

 

これは解釈の問題にすぎませんが、どうしても尊敬となるとその対象の人格やそのたもろもろを一括で尊敬するというイメージになってしまいます。一方、尊重は例えその人格が嫌いであってもその人の意見は尊重できるーなどとコミュニケーションを円滑にしつつ価値観の押し付けも発生しない言葉だというイメージです。

尊敬できる人はいる?なんて質問が存在するくらいです。じゃあそうじゃない人は?

 

尊重という言葉は尊敬より重要であると思っています。先に述べた違いやコミュニケーションの円滑化だけではなく、そもそものコミュニケーションをとるために必須だからです。質問に対して正確に答えるのはもちろん重要です。

ではどうやって質問に対して正確な答えを返すのかというとまず質問を尊重することから始めないといけないと思っています。尊重することによって何を求めているのかがわかりやすくなると、そう感じてます。なので尊重と置き換え読みました。164頁のリスペクト、これが尊敬のより良い使い方だと思います。

 

また本書とは全くかけ離れたことですが、我慢と辛抱についても同じように違いを感じているので使い分けていますし普段は辛抱しか使いません。

あくまでも私がもっている言葉のイメージですが、我慢はその先ろくなことがないイメージ。辛抱はその先良い結果が待っていることが多いイメージ。

また我慢はかなり主観的な印象を持ってしまっています。喧嘩の際、我慢してたのに!と言われることありませんでしたか?また言った記憶はありませんか?こっちは我慢しとってん!(関西弁)と。

それかなり主観的なうえに相手に勝手な期待を持っているように感じます。勝手に期待をもってその期待を裏切られ我慢していたと。しらんがな。こんな印象を持ってしまうが故に使ってません。

 

その勝手な期待も言葉に出さなかったら通じないかもしれません。空気で伝えようとしてないですか?お互いが相手を尊重できるなら空気に頼る必要もないと思っています。

 

さて、かなり脱線したので本の感想に戻しましょうか。笑

長くなってきたので手短に。

 

この本を読んでいるワカモノは最後の最後に強い印象を持ちました。なぜなら最後の最後にワカモノ達へのメッセージが書いてあるからです。

もちろんこのメッセージも読み違いが起きないように丁寧に書いてあります。

誤解を恐れて書くならジョンハンケは最後に「好きな道をえらんで生きてほしい」と書いています。

しかしこれは好き勝手にするではなく、世に貢献できるかどうかがポイントです。他人に迷惑かけっぱなしの好き勝手な道はいけないのです。

ジョンハンケも好きな道をえらんで生きてきました。いや、正確には好きな道を求めて生きていたので選択ではなかったらしいです。選択でなかったとしか書かれていません。

なので必須か運命なのか、どう感じているかはわかりませんが、やりたいこと、実現したいことが明確に存在するからこそ、その求めれていたんだと感じました。

 

確かに、今はやろうと思えば行動できることが昔より多い。先に述べたように選択肢が多いです。しかし好きな道を追い求めたらそもそも選択肢は関係ないのかもしれないですね。その選択肢は目的のための手段として大いに役には立ちそうです。

今私の目指そうとしている道がはっきり言って今後どう他の人に貢献できるかわかりません。でも貢献はできるはずです。もちろん私の力をより発揮できるチャンス、環境があればおそらくそういう道を歩んでいくのだろうと感じました。

最後に

Ingressのコンセプトが好きな方、またワカモノにぜひ読んでもらいたい1冊でした。すぐに読めます。

ここまでで3000字と少し書きましたがまだ書きたいことの半分は行っていません。もっとIngressのコンセプトについて称賛に称賛を重ねることもできるくらいの内容になっています。

2018年にはIngerss Primeという特典がたくさんありそうな新しい形に一回変わります。ですがコンセプト自体は大きく変わらないのだなと思いました。

あくまでもIngressを快適に遊ぶためにUnityという手段を使用したのに過ぎないのだと思います。CFが空を覆うとかゲームのイメージをまさに実現できてる!いずれにせよなーんも考えずに遊びそうですが!笑

 

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