こんにちはKitokito(@kitokitoworld)です。
今回はウィーンに数多く存在する美術館、博物館の中でおそらく一番訪れるべき美術史美術館(Kunsthistorisches Museum)です。
この美術館は自然史博物館と対となる施設であり、他の建物からの転用ではなく美術館のために作られた建築物となっています。
ヨーロッパ各地より集められ、何度も訪れたくなるような展示品を扱う美術史美術館の紹介です。
Contents
美術史美術館の概要
美術史博物館の特徴
マリア・テレジア記念像を挟むように自然史博物館と対になっている建築物が美術史博物館(KHM)です。
ハプスブルク家歴代の取集品を展示しブリューゲルの作品群が有名です。
絵画だけではなくエジプトコレクションや彫刻、さらには50万点を越えるコインコレクションの一部を見ることもできます。
これらを展示数この建築物は美術館のために作られた建築物であり、それ故展示物以外の装飾も豪華かつ展示品をより美しく見せる工夫があります。
この建物の完成は1891年で100年以上たった今でも人々を魅了し続けています。
【トリップアドバイザー】美術史美術館の口コミ・評価開館時間
火曜日~日曜日:10時~18時
木曜日:10時~21時
6月~8月:毎日開館
チケット料金
購入は入口すぐの券売機、窓口、もしくはインターネットでできます。
インターネットでの購入はこちらよりできます。
券売機は空いていますがシニア、学生は窓口かインターネットでの購入になります。
またシニア、学生の方は証明できるものを一応用意しておいてください。
大人:15ユーロ
シニア(65歳以上):11ユーロ
学生(25歳以下):11ユーロ
子供(19歳以下):無料
数日間滞在して何回かに分けてくる方は年間入場券がオススメです。
年間入場券:44ユーロ
年間入場券(25歳以下):25ユーロ
365日、すべての博物館に入場ができる確実にお得なチケットです。
オーディオガイド
入場すぐのホールでオーディオガイドの貸し出しがあります。
日本語のオーディオガイドが用意されています。
オーディオガイド:4ユーロ
作品だけではなく、美術史美術館の建築物の解説もあったりなどとかなり充実したオーディオガイドとなっています。
日本語では若干解説が省略されていますので、一緒に渡される地図の番号を参考にして聞いてみてください。
言語の切り替えはこちらに紹介されていました。
ロッカー
美術館はいってすぐ左階段を降りるとロッカーがあります。
ロッカーは1ユーロ、または2ユーロコインを入れると使えます。またコインは返却されます。
結構埋まっていることが多いのでクローク(無料)に預ける場合もあります。
ショップ
ブリューゲルの作品展示室の出口にブリューゲルのショップがあります。
また美術館入口の右手にもショップがあります。
お土産としてふさわしいものはここでそろえることができそうな品揃えです。
世界一美しいカフェ
この美術史美術館の2階には世界一美しいを言われるカフェがあります。
所蔵品に劣らない美しさを誇るのがこの美術館内にあるカフェ。
壁面も豪華な装飾がなされています。
また3階よりカフェを見渡せます。
解放感のある豪華な空間でウィーンのひと時を味わうのもよいかもしれません。
詳細はこちら
公式HPなど
KHM公式アプリ
美術史美術館の公式アプリ(無料)が館内で宣伝されていました。
iOS版は頻繁にエラーが出る状況なので改善されるのを待ちたいです。
美術史美術館の展示品(一部)
私、Kitokitoが回った場所を紹介します。
ちなみにオーディオガイドをほぼ聞く人なので3時間30分ほどで40%くらいの展示品しか見れていません。
エントランス・階段
エントランスからこの美術館は…!と感じさせてくれます。
天井も細かい装飾があり豪華です。
そして階段の装飾も見逃せません。
重厚感があり豪華です。
古代エジプト・オリエント・コレクション
棺に描かれた絵が特徴的。
この部屋の壁はこの棺が納められているかのような空間が演出されています。
カバ。この模様の解説はぜひ音声ガイドで。
またパピルスも多数展示されています。小さなエジプト博物館ができそうな所蔵品の多さです。
バビロンもあります。
古代ギリシャ・ローマ・コレクション
数々の彫刻作品、芸術品によって古代ギリシャローマ時代を肌で感じることができます。
アマゾネスの石棺に描かれる戦士。
女性にある特徴があります。
このような容器の絵が重要であるため多数展示。
アウグストゥスの家宝 2 層のサードニック(紅縞瑪瑙)
絵画ギャラリー
バベルの塔ピーテル・ブリューゲル(父)
ブリューゲルの作品についてはここに詳しく書いてありますの参考にしてみてください。
めちゃめちゃ長いですがおそらく全部カバーしています。
ここではブリュッセルをはじめデューラー、クラナッハ、ホルバイン、ルーベンス、ファン・ダイク、レンブラント、ティツィアーノ、アルチンボルト、ヴェロネーゼ、ティントレット、カラヴァッジオ、べラスケス、カナレットといった巨匠の作品群を楽しめます。
時期は15世紀~1800年ごろまであります。
ソファーが用意されゆっくい鑑賞できるようにもなっています。
アルチンボルド
コインコレクション
50万点もの収集品を有するこの美術史美術館では約2500点の展示品を見ることができます。
古い昔のメダルはもちろん、現在のメダルや紙幣を見ることができます。
日本円や小判もあります。
メダルだけではなくメダル製造の器具もあったりする世界屈指のメダルコレクションです。
年間入場券で他の博物館もお得に行くことができます。
ウィーンを訪れた際はぜひ美術史美術館へ足を運んでみてください。
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