こんにちはKitokito(@kitokitoworld)です。
今回はリヨンから日帰りで行けるローマ時代の街、ヴィエンヌ/Vienneに数多く存在するローマ時代の遺跡を保存する博物館の1つ、ガロ・ローマ博物館の紹介です!
この博物館はヴィエンヌで一番でかい博物館でローマ時代の展示物の所蔵量もかなり多いのが特徴。
展示は室内だけではなく、広大な敷地内に実際の遺跡を歩きながら見学もできる博物館なのでゆっくり見学したいところ!
ヴィエンヌのガロ・ローマ博物館の概要
現代的で綺麗な博物館であるガロ・ローマ博物館はヴィエンヌからローヌ川を渡ったところのサン=ローマン・オン・ガロに位置します。
ヴィエンヌはローマ植民地時代に最大の住宅街であったことを納得させられるほど広大な敷地を持つ博物館です。ヴィエンヌに数多く保存されるモザイクも所蔵量も大きさも最大規模!
- 名称:Museum and site of Saint-Romain-en-Gal Vienne
- 住所:Route Départementale 386, 69560 Saint-Romain-en-Gal, France
- 公式HP:こちら(フランス語)
- 開館時間:10時~18時(11月~2月は17時まで)
- 閉館日:月曜日、1/1、5/1、11/1、11/1、12/25
- チケット:6ユーロ(学生3ユーロ)
- ヴィエンヌミュージアムパス:可(8ユーロ、もしくは6ユーロ)
※18歳以下は無料
アクセス
徒歩:ヴィエンSNCF駅から徒歩16分
バス:Jeu de Paume(1,3,4,5,6,7)で下車後、徒歩4分
ヴィエンヌにはローヌ川に掛かる橋が2本あります。そのうち1本は徒歩と自転車のみで見た目もよい橋なので是非こちらも歩いて渡ってみてください!
渡った先にはこの塔/La Tour des Valoisの近くまで行くことができます。
ヴィエンヌのガロ・ローマ博物館の見どころ
室内展示の見どころ
周りはローム側以外何もないところに博物館は位置しています。ここの左にある階段を上ると遺跡を眺めることも。逆に右から降りるとローム側の近くに行くことができます。
受付で荷物を預けてから順番通りに行くならこの室内の展示から巡ります。この室内展示の入口で無料の音声ガイド(日本語はナシ)を借りることができるので、解説付きで回ることができます。
例えばこの断面は音声ガイドを聞かないとしっかりとはわからないのでぜひ音声ガイドを借りて聞いてみてください!
他のヴィエンヌの博物館同様、ここにもモザイクが多数展示されていますが、ここのモザイクの規模はヴィエンヌにあるもので最大規模のものばかり!再現されているモザイクの量も所蔵量が最大です。
パターンのモザイクも多かったり実際のモザイクのある家を再現したところもあるのでローマ帝国時代の雰囲気を十分に味わえます。
ジオラマも結構展示されているのでイメージがしやすいのが特徴。
物流面で絶対に欠かせないローヌ川を有効活用するための当時の船です。ツボやワインを入れていたであろう樽なども展示。けっこう大きくて立派な船です。
室内展示で一番のオススメはこちらのモザイク!このモザイクは室内展示の2階に展示されています。規模が最大級のモザイクな上に配色も他のモザイクはと異なるのですが、一番の特徴は音声ガイド!
この博物館で一番長い音声ガイドはこのモザイクに描かれたストーリーを丁寧に解説してくれます。
室外展示の見どころ
室内展示を見終わったらそのまま音声ガイドをもって外の展示も見るのがオススメ!
ひろーい広大な敷地内を音声ガイドを聞きながら散歩できます。本来ならここにいろいろな建物があったはず…なのですが現在はその基礎にあたる部分のみしかありません。
あまりにも広すぎるので全部をくまなく見学するとなるとかなりの時間を要することになりますが、ここまで広いローマ時代の博物館は他にはあまりないので休憩しながら巡るのがオススメ。
博物館の敷地内にはローマ時代の遺跡だけではなく、このようなブドウ畑や小さな植物園、またローマ時代体験ができる施設などもあります。
イベント時にはこの施設を使って体験ができたりするようです。うらやましい。
最後に
今回はヴィエンヌのガロ・ローマ博物館の紹介でした。
ヴィエンヌには数多くモザイクが展示されていますが、ここのモザイクは量、質ともに一番良いものが集まっているのでヴィエンヌの観光の際はぜひ訪れてほしい博物館の1つ!
ヴィエンヌの他の博物館、美術館6つを見学できるチケットが8ユーロで購入することができるので、ぜひこちらと合わせてヴィエンヌの観光をしてみてください!
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