こんにちはKitokito(@kitokitoworld)です。
フランスの国鉄SNCFのストライキ2018の第一ターム(4月3日、4日)がストライキとしては無事に終了し、我々利用者には多大なる影響を及ぼし終了しました。
しかし3日開けてから4月8日、9日には第二タームが開始され、春のバカンス(ゾーンA)も被るということでより影響が大きくなることが予想されます。
さらに、このストライキは2日間も、しかも数タームに渡るため鉄道にいたるところで問題が発生し、ストライキ実行日以外にも大きな影響を与えています。
今回はその実行日以外にも大きな影響を残しているので実行日以外でも注意を呼び掛けることを目的にお知らせです。
ストライキの翌日4月5日の運行状況
4月3日、4日のストライキの運行状況はこちらにまとめています。
https://kitokito.world/overseatrip/sportsnationalgreveavr
地域列車への影響
例え高速鉄道TGVが正常に運行をしていたとしても、依然地域列車、特にIntercitésは悲惨な状況に陥っています。
パリから各地へ向かう列車はよくて6本に5本の運行です。パリから地方へ向かう列車は比較的被害が少なく、一番ひどいのがパリールーアン間で2本に1本の運行となっています。
そこで気を付けてほしいのが地方から地方の各種列車。TGVではなくそれこそIntercitésなどしかない区間においては悲惨な状況です。
例えば大西洋のボルドーがらフランス中央高原に位置するクレルモンフェラン、こちらは運行そのものがありません。その他、カーンールマン間、またクレルモンフェランーベジエ間は運行がありません。
パリ近郊の列車への影響
RER A,Bは通常運転ですが、他のRER C, D, E、またTransilienのほとんどが3本に2本、もしくは2本に1本の運行となっています。
パリ市内だけの移動はメトロを使う分には大きな影響はありませんが、SNCFの列車に乗る時は早めの行動がオススメです。
今後のストライキに関する情報
一番早いのがSNCFのホームページでの確認です。もし何かしらの影響がある場合はわかるようになっているので確認するようにしてください。
またストライキの日程や被った際の対応はこちらにまとめています。
またTGVmaxの扱いはこちら。
最後に
大規模なストライキだけあり、通常日にも大きな影響が出てしまいました。TGVが通常通りに運行しているのはせめての救いです。
今後もターム終了直後においてはなんらかの影響も出る可能性は否めないため最新情報をチェックしてみてください。もちろんフランス語のメディアが一番早く報道しているため「SNCF grève 2018」などで検索するとニュースを見つけることができます。
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