こんにちはKitokito(@kitokitoworld)です。
SNCFのストライキの第2タームが始まったところですが、フランス第2の規模を誇る街、リヨンではデモンストレーションも行われより混乱を大きくさせています。
Contents
公共サービスの改革に抗議する団体
4つのSNCFの組織が2018年4月7日19時より4月9日の夜まで全国的なデモンストレーションをしました。この4つの組織はCGT,Rud-Rail,CFDT,Unsaです。
このデモは4月9日にリヨン第2大学付近にて行われたものです。大学関係においても大学がバリケードで封鎖される事態になっている場所もあります。
幸いリヨンやグルノーブルといった春季バカンスのグループAは4月7日より春のバカンスが開始されましたが、このバカンスが交通の混乱をより大きくさせています。特にSNCFのデモ日である8日に加え9日も大きな混乱となり、リヨンの隣町サンテティエンヌはわずか3本の運行となっています。
ローヌ=アルプ=オーヴェルニュの鉄道状況はこちらから確認ができます。
リヨンはスイスやイタリアへ通じる交通の要所です。しかし今回はスイスやイタリアへの接続がない、ということでヨーロッパを周遊する方、特にリヨン経由でイタリアのトリノ、ミラノ、またスイスのジュネーブへ行くという方はストライキ日以外であっても代替手段を考えておいた方がよさそうです。
基本的にSNCFの対応は窓口だけではなくアプリでも行えるようになっているようなので払い戻し条件、変更条件を確認した上で変更やキャンセルするようにしてください。
その他のデモが
2018年4月9日月曜日のリヨンではZADの支援者によって18時よりパールデュー駅でデモが行われます。
先のCGT,Rud-Rail,CFDT,Unsaもリヨン市内を練り歩く形でデモンストレーションをしていたのでリヨンはかなり騒がしい状況でした。
パールデューへ行ってもSNCFに乗れるわけではありませんが、トラムのT1からT4,またはT3に乗り換えるためにはパールデューを通るのが一番早いのが現状です。どういう形でデモが行われるかはわかりませんが極力パールデューに行くのは避けたいところです。
最後に
今後SNCFのストライキ・デモをはじめ、公共部門の改革に反対する団体が各地でデモをする可能性が高いです。特に現在フランスでは段階的に春のバカンスへと入っていきます。普段より平日は人が多くなりより混乱する原因になっていきます。
また一部が暴徒化する可能性も否めないため 遭遇した場合は普段以上に注意を払うようにしてください。
最新情報をお届けします
Twitter でKitokitoをフォローしよう!
Follow @KitokitoWorld