こんにちはKitokito(@kitokitoworld)です。
今回はフランスのアルプスに位置するサヴォワ県の県庁所在地であるシャンベリー/ Chambéryの観光・行き方・街歩きについてです。
シャンベリーはフランスとサヴォイア公国を行ったり来たりスルような歴史を持つ街でサヴォイア公国と結びつきが近い街でサヴォイアの歴史博物館もある街です。
シャンベリーの概要
人口約5万5千人と決して多くない人口を持つシャンベリーですが周辺の都市圏としてカウントすると約13万人と地方都市として中心的な存在になる規模になります!
芸術と歴史の街と知られるこの街は近くでスキーを楽しむことができる街です。
中心部と旧市街もこじんまりとした街で、街を流れるLeysseという川も小さな川です。街には広場が多く晴れている日は地元の方がそこでくつろぐというゆったりとした時間が流れます。
小さな街ですが広場、公園がたくさんあるので街歩きには適した街となっています。周りにアルプスがあり景色は壮大です。
シャンベリーへのアクセス
パリからはイタリアのトリノ行きのTGVで直通があり2時間30分ほど。運賃は安くて50ユーロからです。このTGV路線はアルプス沿いに進むため壮大なアルプスを見ながら乗ることができます。
リヨンからはTERで1時間30分ほどで行くことができます。
レイルヨーロッパでは日本語でチケットの予約ができ、Goeuroは飛行機、電車、バスすべての検索が英語でできます。
シャンベリーの街歩き・観光
私はリヨンからTERで行ってみました。
シャンベリー駅は規模は小さいはずがTGVも止まるということもあってホームがやたらと長い駅でした。自転車を持っている人が多いという印象。アルプスの山を見ながらサイクリングは楽しそうですね!
駅の近くからここはサヴォア/サヴォイアであったことを思い出させてくれます。この赤に白十字がサヴォワの旗でこのサヴォワ県の旗でもあります。
このようにアルプスの端っこにある山々を見ながら観光ができます。このあたりの山は山肌が見えますし崖が多いのが特徴的です。地層が弧を描いています。
この中心部の建物はピンクのようなオレンジのような色の建物が多いのが特徴的でこの市役所も同じ色をしています。それ以外は基本的に白や灰色で統一されています。雪が降ったら色がかなり目立ちそうです。
旧市街の方はやはり細い道で入り組んでいる場所が多いです。お城近くが一番入り組んでいて細いエリアです。
そしてその路地を抜けるとお城が。サヴォア関連のお城ですが現在は教会などがあります。中も入れるので時間を確認して見学してみてください!
この中心の広場はお店もたくさんありお土産屋さんもあります。シャンベリーで一番活気のある場所で街歩きをしていると何回もここを横切ることになります!
そして歴史的背景をしらないとなんで?と言いたくなるこちらの象の噴水。道の真ん中にいきなり現れるため初めて見るときはびっくりします。
こちらの噴水はBenoit de Boigneブヌヮ(ベネディクト)・ドゥ・ボワーニュ(1751 – 1830)を讃えた記念碑です。彼はフランスの東インド会社に入った後、インドで活躍したことよりこの象の記念碑が建てられることとなりました!
サヴォアについてはこちらのサヴォア博物館にて詳しく知ることができるはずです。というのも
2019年まで閉まっています。リノベーションの真っ最中であるため仕方ないです。
シャンベリーで一番良かった教会はこちらのCathédrale Saint-François-de-Sales de Chambéryです。こちらの教会はとてもシンプルな装飾です。
内装もとてもシンプルで、天井や壁はペイントで模様を作っています。この模様全部絵なので面白い教会でした。
少しシャンベリーのはずれですがBoigne(ボワーニュ)のお城というものもあります。さきほどの象の噴水の方ですね!周りはバラ園になっているので綺麗です。時間がある場合はここまで散歩してもいいと思います!
最後に
シャンベリーいかがでしたでしょうか。
個人的にはサヴォイア博物館に行きたかったのですがリノベーション中であれば仕方ないですね。お城の周りの街は街歩きして楽しいのでぜひ寄ることがある場合やトリノへの行く際に途中下車して散歩してみてください!
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