こんにちはKitokito(@kitokitoworld)です。
今回はフランス屈指のリゾート地でコートダジュール中心地、ニース/ Niceです。
コートダジュールの中心地とだけありバカンスだけではなくオフシーズンも観光客が多い街で、とても魅力的な街です。治安も良くリゾート地として最高の街でした。
今回はそんなニースについてのお届けです。
Contents
ニースの概要
紀元前5世紀ごろにギリシャ人によって建設された都市、ニースは現在では世界的な保養地、リゾート地となっています。現在の人口は約35万人です。
夏はもちろん、冬もニースのカーニバルやジャズフェスティバルなど年中楽しめる都市です。
ニースのイメージ動画
歴史的にはイタリアやフランスを行ったり来たりしていますが、現在はフランスで落ち着いています。イタリア統一戦争で活躍したジュゼッペ・ガリバルディはこのニース出身です。
それ以前は現在のフランスとイタリアの国境付近に位置していたサヴォイア公国またはサヴォワ公国に属することもありました。歴史についてはこちらが詳しいです。
またニースの口コミはこちらが詳しいです。
ホテルは海岸に接しているところが高いです。オススメはアクセスが便利なマセナ広場の周りですが、安く抑えたい場合はSNCFの駅周辺がオススメです。ホテル検索はこちらが便利です。
ニースへのアクセス
ニースへは飛行機、もしくはTGVでのアクセスが便利です。
飛行機
フランスで3番目に規模が大きいニース・コートダジュール空港が早くて便利です。航空券は比較サイト『スカイスキャナー』を使うことによって安く抑えることができます。
ニース・コートダジュール空港からはバスの98、99を使うことによってニースの中心地に行くことができます。
ニース周辺のバスの乗り方・時刻表などはこちらにまとめています。

TGV
またパリからTGVの場合は5時間半ほどで行くことができます。少し長い旅になるのでパリから行く場合は途中のリヨンやアビニョン、マルセイユなどといった街で観光しながら最終的にニースに来る、といったプランもよさそうです。
TGVのチケットはインターネットでも事前購入ができます。人気路線なので早めに抑えることが必要です。
チケットの購入はレイルヨーロッパでは日本語で購入ができます。

もしくはSNCFのサイトから直接購入ができます。

コートダジュール周辺からニース
コートダジュールの各街から移動する際はバスがオススメです。このバスは片道1.5ユーロと鉄道に比べてかなり安いです。また海岸部を走る路線は海側に座ることによって綺麗な景色を見ることができます。
ニース周辺のバスの乗り方・時刻表などはこちらにまとめています。

ニースの街並み・観光
SNCFニース駅周辺

SNCFの駅からきれいなニース駅はTGVであればここで降りることになります。
この周辺にはLignes d’azurのお店や観光局があります。
Lignes d’azurでは地図の入手やチケットの購入ができ、観光局ではニース周辺の地図(日本語)を手に入れることができます。ほかにもニース周辺のパンフレットや質問ができたりするので特に何も予定がない場合は寄ってもいいと思います。

ニース駅から歩いて10分ほどの場所にサン・二コラロシア正教会大聖堂があります。純ロシア建築で外見も他のフランスと異なりますが一番の違いはやはり内装です。
ロシア正教などの東方系のキリスト教では偶像崇拝が禁止されているのでこのサン二コラ大聖堂も偶像は設置されていません。外にも偶像は見当たりません。
ロシア正教の教会は西欧には少ないので西欧をメインで回る方にオススメです!

こちらはニースのノートルダム寺院です。先ほどのロシア正教会の大聖堂とは反対側のメインストリート、ジャン・メドサン通りにあります。
1868年ごろの建築でニースにある教会で最も大きいのが特徴です。夜はライトアップされるのでこの付近を散歩するのもいいと思います。
駅からバス、または徒歩で行ける範囲にシャガール美術館もあります。

シャガールの旧約聖書をモチーフとした大作「聖書のメッセージ」が鑑賞できるのでオススメの美術館です。

マセナ広場周辺
周りを赤い建物に囲まれているのが特徴的なこちらの広場はニースの中心地です。

このマセナ広場はカーニバルのメイン会場でここを中心にニースのカーニバルが展開されます。

噴水の周りもカーニバルシーズンだったので巨大モニュメントが設置されていました。
2018年のテーマは「宇宙」だったので宇宙をイメージさせるモニュメントがありました。カーニバルのテーマは毎年変化するので楽しみの1つです。

広場の中心を走るトラムも比較的新しいトラムできれいです。このトラム、マセナ駅~オペラ駅間は蓄電池で走ります。なので広場に架線はありません。
先ほどより謎のモニュメントが正座や体育座りしていますが、こちらはスペインのアーティスト、Jaume Plensaの作品です。

トラム沿いやアンティーブの港に彼の作品が展示されています。アンティーブのこのモニュメントは巨大で面白い作品です。

夜は光ります。スゴイ目立つので気が付かない人はいないはず。

マセナ広場の近くにはきれいな公園が続きます。具体的には1kmくらい続きます。笑
休日であれば冬でも地元の方で賑わう公園です。旧市街も近いので散歩におすすめです。
旧市街・浜辺
先ほどの長い公園と海に挟まれているエリアがニースの旧市街になります。

基本的に黄色などの明るい色の建物が多く、道は車も通れないほど狭いのが特徴です。

この旧市街に朝市はあるので、朝にこの市場と旧市街を散歩するのもいいと思います。見るだけでも楽しいのがこの朝市です。花も多く鮮やかに彩られています。

だまし絵もたまにあるので、ぜひだまされてみてください。


旧市街には多くの教会があります。どの教会も内装がとても豪華になっているので教会巡りも楽しいところです。

旧市街の東側にはこちらのお城跡があります。こちらからニースの浜を見ることができるのでオススメです!

この特徴的なニースの海とアンティーブ側を見渡せます。ずっと続くプロムナードも歩きやすいのでオススメです。
お城の奥は公園になっています。遊具などもあり子供も楽しめる公園です。

また反対側のニース港も見ることができます。こちらの港は高そうなクルーズ船ばかりとまっています。コードダジュールの港はこういう港ばかりでうらやましい限り。
最後に
ニースの街並みいかがでしたでしょうか。
さすがコートダジュールの中心地であるだけあって街も雰囲気もとても良い街でした。正直住みたい!と思うような街です。それほど良いです。
リゾート地なので観光よりはのんびりするという街ですが、散歩する環境は他のフランスの街にはないほど整備されているのでぜひニースでゆっくり過ごしてみてください。

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